体験トレーニングのカウンセリング時に時々出てくる16時間ダイエットについて
取り組んでいる方も多く、私も実際に取り組んだことがあります。
16時間断食ダイエットありか?なしか?
それでは、私が思う結論です。
ありっちゃあり。ただし、やるべきでない人もいます。
16時間断食ダイエットをやるべきでない人の特徴
①低体重×高体脂肪率の人
そんなことある?って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、特に20代、30代の女性に多いです。
具体的にいうと、BMIが20程度、体脂肪率が30%近いいわゆる隠れ肥満やスキニーファットと呼ばれる方です。このような場合は食べ過ぎではなく、栄養不足により栄養の消化吸収機能が落ちてしまっていることが多いです。
体が老化しやすくなっていき太りやすく痩せにくい体を招くので断食は避けたほうが良いでしょう。
②食事が偏りがちな人
いつも同じものを食べてしまう、1回の食事量が少なく食事を抜くことで極端に摂取カロリーが低くなってします。そうなってしまうと栄養素の偏りがおきたり、咀嚼回数の低下、食事が起因になるホルモン分泌の減少などが起き、こちらも体の機能の低下を招いてしまいます。
それでは、どのような場合16時間断食ダイエットがすすめられるでしょうか?
常に何かを食べ続けたり、食欲が沸いている人
16時間という設定を細かく守る必要はありません。食事の時間をあけましょう。四六時中何か食べ物を欲している人は、摂取カロリーオーバーだけでなく、胃腸が働き過ぎ疲弊する、ホルモンの過剰分泌、血糖値異常などのストレスがみられます。体内時計を整え、食欲過剰から抜け出すためにも少し長めの何も食べない時間を設定するといいと思います。
体調がよくなり、パフォーマンスが上がる人
16時間断食をして、日中の仕事などのパフォーマンスが上がったと実感するというお声もよく耳にします。
気をつけたいことは365日この生活をするのでなく、やはり食べたいものは食べたりときにはハメを外したりして、すとれすにならないようにしたほうがいいと思います。
最後に
いつもお客様にはお伝えしていますが
人の体は元々の遺伝子や生まれてから今日までの習慣の違いがあります。それにより、合うダイエット方法、合わないダイエット方法が必ずありますので、いろいろ試してみるのはありだと思います。(極端な制限や偏食を除いて)また、安全な方法をとれるように、パーソナルトレーナーやアドバイザーの意見を参考にするのはとても有益です!
これをやれば痩せる!と思考停止してただやるのでなく、実行しながら体の変化を探りながら楽しんでやってみてください。そうすると、ご自分に合ったダイエット方法が見つかると思います。
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